ITストラテジスト試験受験体験記
目次
受験の動機
税理士業の差別化のために中小企業診断士の勉強をしていますが、その1次試験に「経営情報システム」があります。
これが門外漢にとってはなかなか難しく、昨年の8月に1回落ちてしまいました。そこで、その結果が出た後に、経営情報システムの免除目的で受験したのが「応用情報技術者試験」です。
これに上手いこと合格できたので、さらに応用情報技術者試験合格によって一部試験免除となるITストラテジスト試験を受験しました。
応用情報技術者試験
午前
応用情報技術者試験の午前対策はひたすらipadアプリとwebアプリで勉強しました。その他の過去問や予想問題などは一切解いていません。
午後
これだけやっていました。
ITストラテジスト試験
午前Ⅰ
応用情報技術者試験合格済みのため免除
午前Ⅱ
予想問題集のみ2週しました。経営ストラテジ系の出題については中小企業診断士と相当程度学習内容が重複します。
極選分析 ITストラテジスト 予想問題集 (予想問題集シリーズ)
午後Ⅰ
これも、予想問題集から解けそうな問題を4書類程度実際に時間を測って解いただけです。
極選分析 ITストラテジスト 予想問題集 (予想問題集シリーズ)
午後Ⅱ
論文試験です。
実際に書くことはしませんでしたが、モジュールを作成し、ある程度汎用的な想定問題を作成し、それに対して汎用的なモジュール組合わせ案を一つのみ作成し、四六時中眺めていました。
参考図書は以下のとおりです。
『合格論文の書き方』が、一つの設問ごとに複数の回答案が載っており参考になりました。同じ回答者の答案を年度を変えて追っていくと、パターンを作って回答していることが分かります。
パターンを抽出し、複数の論文案を組み合わせたものををベースとしました。
その後、『情報処理技術者ITストラテジスト』にあるモジュールの考え方を取り入れ、ベース案をモジュールに分解し、より汎用性のあるモジュールに組み替えて論文案を完成させました。もっとも、あまりに汎用的なモジュールの場合具体性を欠くのでその部分のモジュールについては、複数案を用意し、問題に応じて組み替えられるようにしました。
それでも用意した論文案は1つのみです。論文案に幅を持たせておきますが、複数の論文案を作成することは無駄に思えて作成しませんでした。
さらに、ここから「概要部分」についてはも、自分が作成した論文案から無理のない数字を概算して作成し、丸暗記しておきました。これも、基になる論文案は幅があるとはいえ、開発工数や予算、人員に大きな影響を与えることはないので概要部分は幅を持たせることもなく一つ用意しただけです。
ITストラテジスト合格論文の書き方 4版 (論文事例集シリーズ)
ITストラテジスト午後2 最速の論文対策 第3版 (情報処理技術者高度試験速習シリーズ・旧:TACの情報処理技術者試験対策シリーズ)