LINEの次に利用されているSNSは?
SNSというと、皆様はどのサービスを連想するでしょうか。ここでは、今年6月に消費者庁から発表された調査※の結果から、SNSの利用状況やサービス の種類別の利用割合などをみていきます。
目次
SNSの利用割合は50%程度
上記調査結果によると、この1年間のSNSの利用頻度は回答者全体で、ほとんど毎日利用している割合が32.6%、毎日ではないが利用している割合が17.7%で、50.3%がSNSを利用しています。次に、ほとんど毎日利用している割合を年代別にまとめると、表1のとおりです。
【表1】年代別SNSをほとんど毎⽇利⽤している割合(%)
男性 | ⼥性 | |
15〜19歳 | 73.0 | 77.7 |
20〜29歳 | 70.0 | 86.3 |
30〜39歳 | 49.7 | 68.1 |
40〜49歳 | 38.2 | 53.3 |
50〜59歳 | 27.8 | 34.8 |
60〜69歳 | 8.5 | 10.0 |
70〜79歳 | 2.8 | 3.0 |
80歳以上 | 1.2 | 1.6 |
消費者庁「平成29年度消費者意識基本調査」
男性、女性ともに10~20代の利用割合が高く、70%を超えています。男性は30代以上になると、ほとんど毎日利用している割合が50%を下回ります。女性は50代以上で同様な傾向がみられます。
最も利用されているのはLINE
次に、SNSを利用している人が最も利用しているサービスを年代別にまとめると、表2 のとおりです。男女ともすべての年代で、LINEの利用割合が最も高くなりました。LINE の次に利用されているサービスは、男性は30 代まではTwitter、40代以上はFacebookとなっています。女性は20代まではTwitterで、
30代はInstagram 、40~70代はFacebookとなりましたが、30代以降は2番目に高い利用率でも一桁となっており、LINEの利用率の高さが際立っているといえます。
【表2】年代別最も利⽤しているSNS(%)
消費者庁「平成29年度消費者意識基本調査」
自社のビジネスにSNSを利用する場合は、年代や性別から利用するSNSを選択することが重要です。
※消費者庁「平成29年度消費者意識基本調査」 全国の満15歳以上の日本国籍を有する10,000人を対象に、29年11月に行われた調査です。有効回収率は62.6%です。詳細は次のURLのページから確認いただけます。 なお、SNSはSocial Networking Serviceの略で、登録した利用者だけが参加できるインターネットのWebサイトのこと(総務省)をいいます。 http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_research/research_report/survey_002/