体温を上げて、健康な毎日を守りきる!
身体がなかなか温まらず、冷えきっているということはありませんか。体温を上げて免疫力を高めることが、健康を守ることにつながります。
目次
理想的な平熱とは?
健康的な人の平熱は、36.5度~37度程度と考えられています。思っていたよりも高いと感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。近年、大人だけではなく、子供にも36度以下という低体温の方が増えています。また、高齢になると体温は低くなりがちで、風邪をひいても熱があまり高くならないことがあるので注意が必要です。ご自分の平熱は、朝・昼・夜の体温を測って、平均を出すとよいでしょう。
体温が上がれば、免疫力UP!
低体温になると、血流が悪くなり、免疫力も低下。身体に入り込んだウイルスや細菌に対応できず、発病しやすくなってしまいます。逆に体温が上がると、血流が良くなり、約60兆個もの細胞に栄養と酸素がいきわたり、老廃物の排出もスムーズになります。体温を1度上げると、免疫力は5~6倍アップするといわれています。血流が良くなると、免疫を司る白血球の動きが活発になり、病気から身体を守ります。
始めよう、「温活生活」
年齢とともに、平熱は低下する傾向にありますが、それでも運動や食事、服装などに気を配ることで、体温アップが図れます。実際に、どんな風に「温活生活(体温アップ対策)」をしたら良いのか、まとめてみました。
🔶筋肉量を増やす
体温を上げるには、筋⾁をしっかりと鍛えること。中でも、大きな筋⾁がつきやすい太ももを鍛えることは、体温アップを後押ししてくれます。1⽇10回のスクワット、1⽇30分のウォーキング(できれば坂や階段のあるところ)など、毎⽇少しでも⾝体を動かすことが筋⾁量を増やします。
🔶身体を温める食事を
飲み物はなるべく常温や温かいものを摂るようにし、⾝体を温めるショウガやネギ、ニラ、カボチャ、卵、レバー、チーズ などを⾷事に摂り⼊れましょう。⾷事後は体温も上がります。朝ご飯を抜かず、3⾷きちんと⾷べることが大切です。
🔶もう1枚プラスで温かい恰好を
春は着るものも軽くしたくなる季節ですが、肌着を厚手のものにしたり、タイツや靴下、スカーフをプラスしたりして、冷えが⼊り込むのを防ぎましょう。また、いつもの靴下の中に、シルクの5本指靴下(冷えとり靴下)を合わせて、重ね履きもおすすめ。末端から冷えるのを防いでくれます。
気候が変動しやすく温度調節もしにくいこの季節は、なるべく温かいものを食べて動くようにし、身体の中から温める努力を!少しずつでも体温を上げることで、体調や肌つやにもうれしい変化があるはずです。