子供のインターネット利用、管理していますか?
子供のインターネット(以下、ネット)利用は年々盛んになっています。ここでは2019年2月に発表された調査結果※から、子供のネット利用やそれに関する家庭のルールの有無、管理の状況などをみていきます。
目次
平日の平均利用時間は168.5分
上記調査結果によると、青少年(満10歳~ 17歳)の93.2%がネットを利用しています。平日1日当たりの平均利用時間は168.5分で、増加傾向にあります。また、ネット利用機器ではスマートフォン(以下、スマホ)の割合が62.8%で最も高くなっています。
ネット利用に関するルールの有無
次に、青少年のネット利用に関する家庭のルールの有無をまとめると、表1のとおりです。
総数をみると、保護者の74.2%がルールを決めているとしています。一方、青少年は58.8%になっており、この認識の差は、学校が上になるにつれて拡大しています。
スマホ利用の管理
青少年のスマホでのネット利用に関する管理の状況をまとめると、表2のとおりです。
総数では保護者の84.9%が管理していると回答しています。また、管理方法では、フィルタリングの使用や利用状況の把握が上位になっています。
子供のネット利用が進み、犯罪等に巻き込まれるケースも増えています。子供のネット利用について、管理方法やルールの設定など、家庭で話し合うことも必要でしょう。
※内閣府「平成30年度青少年のインターネット利用環境実態調査調査結果(速報)」 全国の満10歳から17歳までの青少年と同居の保護者から、一定の方法で抽出した青少年5,000人、保護者5,000人を対象に2018年11~12月に行われた調査です。詳細は次のURLのページから確認いただけます。 https://www8.cao.go.jp/youth/youth-harm/chousa/net-jittai_list.html