年代別のソーシャルメディア系サービス/アプリ等の利用状況

総務省によると、ソーシャルネットワーキングサービスを活用する企業や個人が増えています。ここでは2019年9月に発表された資料※から、年代別にソーシャルメディア系サービス/アプリ等(以下、サービス)の利用状況をみていきます。

 

目次

利用率が高いLINEとYouTube

上記資料から全ての年代の利用率が10%以上のサービスについて、年代別の利用率をまとめると下グラフのとおりです。LINEの利用率が10代以外の年代で最も高く、全年代の利用率は82.3%となりました。次いでYouTubeが高く、全年代で75.7%でした。以下、Twitterが37.3%、Instagramが35.5%、Facebookが32.8%となっています。

 

30代以降で高いFacebook

LINEとYouTube以外のサービスについて、年代別の利用状況をみると、TwitterとInstagramの利用率が10代と20代で50%を超えています。Facebookの利用率は30代以降で高いという傾向がみられます。

 

女性で高いInstagram

男女別のサービス利用率を紹介すると、男女ともLINEとYouTubeの利用率が70%を超えています。それ以外では、男性はTwitter37. 5%、Facebook32.8%、Instagram28.4%の順ですが、女性はInstagram42.8%、Twitter37.0%、Facebook32.8%で、女性はInstagramの利用率が高いことがわかります。

自社でこれらのサービスを利用する際は、ターゲットの年代や性別も考慮して、サービスを選択することが大切です。

 

※総務省「平成30年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」13歳から69歳までの男女1,500人を対象に、2019年(平成31年)2月から3月にかけて実施された調査です。ここで紹介したデータは、ユーザ同士の交流やコミュニケーションを主な目的とするソーシャルメディア系サービス/アプリに動画等の共有サイトを加えた主なソーシャルメディア系サービス/アプリ等(LINE、Twitter、Facebook、Instagram、mixi、GREE、Mobage、Snapchat、TikTok、YouTube、ニコニコ動画)について、利用の有無を調べたものです。詳細は次のURLのページから確認いただけます。http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01iicp01_02000082.html